関西自然探検録

関西の自然を体感した記録

奈良 柳生の里

どうも。俺です。

今回は、奈良県の北部、京都との境目あたりに位置する、柳生の里へ探検に向かった。

日付は、2019年10月10日。秋に突入する夏の儚さをしみじみ感じるころだった。

 

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まず降り立った駅が「笠置駅」と言う駅ですごく自然豊かでキャンプ場もあるような場所だった。ちなみに笠置駅は、京都府になるらしい。

 

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生き生きした生命ってこういうことなんや。と視覚的に教えてくれる。

ふてくされたり、退屈したりしてない緑達が誰の目も気にせずただ生きている。

 

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笠置駅から、南下して柳生の里へと向かう。

緑豊かな田園風景が俺を俺自身を忘れさせていく。

本当の現実は大自然なのに、全てが溶け合う感覚に幻を見ているのではないかと錯覚させられる。人を人が管理するとか、自分が生き残るために誰かを陥れるとか心底どうでもいい。

お前自身が上がっていけよ。自然に尊敬されるようにな。てかもっと、生きろよ。と。

修造みたいな暑苦しい声が聞こえた気がした。

 

田園を抜け、山道へと景色は変わる。

 

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俺と一緒の方向へ歩いていた黄金虫くん。

歩いていると、より小さな風景に出会うな。

虫の目で世界を見れたりしますね。想像やけど。

 

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あらゆる景色に心を動かされながら歩いていると、柳生の里についていた。

 

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宮本武蔵も訪れた、剣聖と呼ばれる達人たちがいた里である。

柳生石舟斎とか槍の宝蔵院とか。詳しくはないですが。

 

んで、この近くの一刀石と呼ばれる岩を見にいくことに。

 

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なんだか荘厳な道を抜けると

天の石立神社とともに、柳生石舟斎が天狗と戦った時に切ったと言われる伝説の岩が現れた。

 

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確かに真っ二つに切れてる感じ。

柳生家はこの森の中で修練に励んでいたとされているらしい。

自分と向き合う孤独な時間に練り上げられた強さを仲間たちと見せつけあっているうちに、歴史に残るまでの物語になったのだろう。

 

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浮き足立った夏の日々を

ぎゅっと密に締め上げた

疎と密を繰り返す

年輪のようだね〜

 

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残響音のように写真を並べて終わります。