関西自然探検録

関西の自然を体感した記録

宮島

今回の探検の地はこちら。

 

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そう。宮島だ。

関西自然探検録と言いながら、関西を出てしまった。

設定はあってないようなもの。なんでも、突き詰めれば正解なんて無いように。

ということで、大体朝8時くらいの新幹線に乗り、広島駅に10時に到着。

 

とりあえず、原爆ドームを訪れることにする。

一礼。

 

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穏やかな今日からは、想像することは難しいが、確かに起こした忘れてはならない人間の過ち。何度でも思い出すために残された、地球規模の傷。

また、来ようと思った。忘れないように。

 

そして、電車に乗り込み向かう。宮島フェリー乗り場に。

到着。

 

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すごい、いい天気ですね。

船に乗ります。

 

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久々に見た海。

船が海水の上を滑るように進んでゆく。

頭上からは、太陽光のシャワー。

白く泡立つ水たちが、煌めく。

その反射光で、ぼやけた視界が起きて見る夢、白昼夢。

どうも、デイ ドリーム ビリーバーです。

 

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あっという間に、宮島に到着。

 

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とりあえず、海のミルクこと牡蠣を食べる。

牡蠣って二億九千五百万年前から存在してるらしいですよ。

思いを馳せるどころじゃないですね。

 

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美味しかったです。

ありがとうございました。

 

その後は、気ままに宮島を散歩。

 

 

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少し肌寒いけど、春の訪れを感じた。

地球の自転のように、ぐるぐる宮島を歩き回っているうちに

徐々に潮が満ちていく。

 

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俺が立っている地球の面が、月に近づく。

月の引力が海水を生き物のように運動させる。

ずっとずっと、それこそ二億九千五百万年以上前からこの運動を続けているのだろう。

寄せては返し、満ちては、引いてゆく。

この地球は宇宙に浮いていて、絶妙なバランスで他の惑星と引っ張りあっている。

存在自体が、偶然であり、ミラクルでもある。

そんな地球の上に生きている生物たち。

家の中で一人でいたって、地球は今日も回っている。

何も起こっていないようでいて、すごい速度で回っている。

ぐるぐるぐるぐる回っている。

我々人間も体の中身は常に変化している。

何もやる気がない日だって、ウダツが上がらないと思っている生活の中でだって

すごい変化を繰り返し、ぐるぐる回る。

たかが歴史の一瞬である、現代の空気感は発展途上の一つの到達点でしかない。

時代が違えば、常識や価値観は違う。

もっと、ぐるぐる回る自分の変化にフォーカスし、自分なりの毎日を築き上げていきたいなと思いました。

過去の気持ちはもう存在しない。

耳をすまして、目を凝らして、今を味わい自分なりの表現をぶつけ合いましょう。

君の中にしかない、黄金の回転運動を繰り返しながら。

 

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