竜仙の滝
今回は、大阪府、高槻の竜仙の滝に向かう。
まず位置を確認しよう。大阪府の北側緑の矢印の部分だ。
始めは、摂津峡に行こうとしていたのだが、人の手が介入しているスポットに行くことは気が引けたので、「野」の精神あふれる滝を探し竜仙の滝に決めた。
ただ単に朝飯を大自然の中で喰らう。それだけのために、、、。
新名神が通る、バリバリ土木の香りがする、かったいアスファルトの上をバイクという文明に二人で乗りながら、野生の山道を求め向かう。
ちなみに、今回の同行者は通称H氏。
裏の世界では、名の知れた存在だ。すみません。テキトウです。
写真家でもある。
彼の写真は、手つかずの自然や自分の足で歩かないとこぼれ落ちる一つの、だが、力強い生き生きとした生命の、時には無機質だが力あふれる瞬間を切り取る。そしてバイクも乗りこなす、根っからの自然ハンターだ。
そのHマシーンに乗り、後ろで風の圧力で溺れかけ意識が朦朧とする中
そのせいなのか、急に現れた竜仙の滝への入り口。。
ちなみに入り口の写真は、、ない。
↓この写真は少し進んだ岩場。ちなみに、その存在感の薄い入り口からは200mで滝につくらしい。
この岩場で休憩をし(50mほどしか進んでいない)、道なき斜面を登っていくと、簡単には滝神さまの御姿は拝めんぞと言うばかりの鉄の一本橋が現れる。。。
無駄に多い3カットという苦情の処理、いや受け止める、抱きしめる。のは、漢である俺が引き受ける。
このカイジでいう鉄骨渡りDEATHゲームをクリアし、世俗の穢れを落としきったカラダで向かう滝神さまの玉座。いや神は優劣などつけません。ただそこにいる僕たちと同じ目線で、しかし尊敬を自然に感じてしまうその姿。が、そこに!!!
もういっちょどん
全長13mらしいです。
なんだかセクシーだね。
このような神聖な場所には、太陽の光という超自然が名脇役のように演出を盛り上げていた。もちろん生い茂る木々がその光を木漏れ日という現象に変えて空間を作り上げる。
混沌なのに、一つの作品のようなその空間。
実際に訪れて見ないとわからない感覚を噛み締め、
俺は、その一部になった。
ありがとうございました。かーえろっと。
5月の北摂の風を感じながら。
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